トキアス通信【電子版】

「イノベーション・コースト構想推進企業協議会」参加

３月２９日、理事長が「イノベーション・コースト構想推進企業協議会」に参加したときの感想です。

『イノベーション・コースト構想推進企業協議会の賛助会員になってから、初めて防災部会定例会に出席しました。トキアスがこの会の賛助会員になった理由は、この防災部会で検討している「防災教育研修拠点」の中にマンション向けのものを入れて欲しいがためです。このプロジェクトは元々、福島浜通り復興（原発関連）のため、事業として参画する企業を集めたもので、発想がプロ向け（商売になる）です。つまり、企業研修とか自衛隊や消防・警察などの利用を想定したもので、「マンション防災の重要性」が完全に抜け落ちています。それで私が「国の予算を使うのに市民を置き去りにするな。」と言っているわけです。

定例会に先立って、設計建設ワーキンググループ（私はメンバーではありません。）の打合せあり、その報告も兼ねた防災部会長からの発表では、「マンション管理組合からの参加」とか「市民レベルでの研修施設やカリキュラム」といった発言がありましたので、しっかりと声が届いたと実感しました。そして、プロジェクターで投影された施設概要のラフスケッチには「住宅部」と「市民」と言うエリアが入っていました。これは当初計画にはなかった部分で、設計が決定されてしまう前で本当に良かったと安堵しました。』